swim into the city

独り言を垂れ流すblog

STAX / SRS-4170

久々にこちらでも書きます(というか書いたもののコピペです)。

ゲームとかヘッドホンとかもろもろ処分しつつ勢いで購入。いわゆるヘッドホンとアンプが他のメーカーと使いまわせなかったりして不便だったりはするんだけどSTAXらしい音というのはあって、普段聴く音楽的にも悪くないだろうということで購入。
購入したのはSR-407とSRM-006tSという真空管のドライバとのセットで、セット売りでは最上位モデルでお値段的にもこのへんが自分の限界。セットじゃないやつだと上位のものはあるのだけど、組み合わせにもよるけど3〜40万くらいはするので僕には…(汗)。試聴ではドライバは上の物の他にSRM-323Sも聞いて、イヤースピーカーは307と407を聴いたけど、真空管の006tSのほうがまろやかでいいかなと思ってこっちにして(試聴前は407/507+323Sとかもありかなとか思ってたけど)、イヤスピーカーはもともと407にしようとは思ってたのでそのままセットのにしちゃえってことでセットのを(STAXゆうたら茶色やろーっていうのも…)。

接続は、
PC - Babyface -(アンバランス)- SRM-006tS - SR-407
で、ケーブルはSTAX純正ので。あと006tSのパラレルアウトからHA-1Aにだして、そこからダイナミック型の普通のヘッドホンとかスピーカーをつないで聞いてますが、パラレルアウトに関しては使わない時は出力先の電源を切っておいた方がいいとかちょっとめんどくさいそう。STAXのドライバ同士だとボリュームはゼロにしたほうがいいとかだから電源切ったらいいんでしょうかね。BabyfaceのPhone出力からアダプタかませてそっちからヘッドホンアンプに通すとか抜け道はもろもろ考え中(そうするとバランス接続もできそうだし悩みますな)。
ただ、試聴の時のような柔らかさが足りないのは純粋にプレーヤー・DACのせいなんでしょうかね。だとしてもすぐには変えられないですが(苦笑)。

装着感


  • 見た目はごつごつしてるけど装着感はまあまあ普通。ちょっと広がらなくて圧迫感があるかなという気もするけどこんなもんかな。イヤーパッドは革的なものなのでわりと蒸す。
  • 重さも別にめちゃめちゃ重いとは思わない。
  • 音漏れに関してはダダ漏れかつ遮音性皆無。開放型だししょうがないですけど、クーラーの風の音とか時計の針の音とかも聞こえちゃうくらいでした(笑)。
  • ケーブルが太い…というか幅広なので取り回しは重くて悪目。

音質


  • 高音はキレイだし、音抜けもだいぶよい。
  • 鳴ってるのはわりと耳に近いのかな。ドライバーが違うけど、視聴の時の007Aかなんかはもっと広かったかな?とは思った。
  • あと、思っていたより低音も出てるのでけっこう万能な気も。激しいロックみたいなやつもそんなに悪くはないとも思うけど。ただまあこういうのは素直に他のヘッドホンで聞いたほうが楽しいとは思います(笑)。
  • アコースティックな奴とか、アンビエントとかポストロック、ポストクラシカルてきなやつとかはかなりいいと思う。
  • 男性ボーカルはあんまり聴かないのでパス。

その他


  • 特殊な形式なので保管には少し気をつけたほうがよさげで、たまにメンテナンスが必要らしい。真空管ドライバなのでこれは定期的(数年単位)に出すことになるんでしょうかね。
  • STAXはいいものだと思うけどまあいろいろ使いまわせないとか不便なところもある。classicとかをメインで聞くというなら買ってもいいのかなと思うけど、いろいろ聴くという人は色んな物のうちの一つという位置づけでこれを買うかというと悩むところでしょうかねえ。ダイナミックで似た音のもの(あるのかしらんが)とか平面駆動のものとか代用出来そうなのがあればそっちで済ませるというのもありだと思うし。

感想


  • 聞く音楽的にも結構満足。不幸なのは上位モデルが気になってくるということだけど、次のドライバーで100k、イヤースピーカーで200kとかなのでまあしばらくどっちもいじれず、増やすとしても507かカナルっぽいやつとかになるかなという…。
  • 007Aを視聴したときにはもっとやわらかくてとろけそうなくらい柔らかい印象だったんだけど、あれは純粋にイヤースピーカーの性能なんでしょうねえ。聴くジャンルにもよるんだろうけどあれはあれでいいもんでした。今回のとは全然関係ないけど(笑)。