前記事の続きで、ここでは14,15Fのブースについて。
はじめに書くことでしたが、試聴音源は田村ゆかり『滑空の果てのイノセント』・ウサギキノコ『eclipse』・American Football『Never Meant』あたりを聞きつつ、binaria『カミイロアワセ』・やなぎなぎ『ビードロ模様』とかあと最近の曲も適当に。オーディオ的に優れてるとかよりは、好きな曲という感じです。*1。
ということで続き。その2の後半あたりから記憶と作文力の問題もあり雑コメントですがそこはご勘弁を…
14F
- エミライ
- MrspekersのAEONと、それとセットになってるアンプのGS-X mk2, Mjolnir2, Liquid Spark目当てで。AEONはDAP直でも聞いてETHER C Flow(Flowだったかな?)の比較になるけど、あれに比べればもっと音場は狭く解像度も低くはなっているのかなと思ったけど、ただちょうど聞きやすいバランスでこれはこれで良い。
- アンプ類はやっと聞けたという感動もありつつ、GS-X mk2のクリーンでパワーの有る感じは素直に良いなあと思った。ただまあお値段的にはMjolnir2とかかなあ。個人的なところだとGeekの真空管アンプがあったりもするので真空管アンプ買っても…というのはあるんだけど、でもどうせ当分来ないでしょうしね(苦笑)。まあもうちょっと高価というかグレードの上のヘッドホンを持つようになってからでも良いのかなと言う気もするけど(だいたい$1000くらいのばかりなので)、GS-Xは良かった(去年の秋、iSINEの発表会でAudezeの人が来たときもその人が私物で持ってきたのもGS-XだったしLCDとも合うんだろうし)。
- SONOMA。DAC、アンプ、ヘッドホン一式で60万だかのセットなんだけど、綺麗でクリーンな音だったけど、DAFTPUNKとかはさすがにちょっと低域弱くて微妙かなとは思った。ETHER ES+Blue Hawaiiの方が低域もしっかり出ていて好みだったけどこのセットもアンプだけですでに高いからなあ…。ETHER ESも音周りは大体これで決定という感じらしいとは言えまだプロトタイプだし、アンプはどうするんだというのもあるので保留(結局電圧とか端子はSTAXと同じになるのかしら)。
- ビクタースタジオ
- JVCのVictorとは別にスタジオの方で出展されていたのだけど、まず自分たちのおすすめ音源を聞かされて…というのだったりちょっと苦手な対応でした。2日めの最後の方で時間ない中で時間取られるのはちょっときつかったなあ。
- 宮地商会
- Periodic AudioのMg,Ti,Be(価格の低→高の順)となんとかPravdaを。ダイナミックドライバーの素材違いとかコーティング違いというのもやっぱり面白い。Beが1番まとまっていて好きだった。1番高いらしいけど(それでも29800とか)。次はちょっと低域強いかなと言う感じはあるけどMgで、Tiはボーカルちょっと遠いかなという感じであんまり好きじゃない。Pravdaのはうまく装着できなかったのでノーコメントだけど、まあネタ枠という感じなのでそれで良いのだろう。
- fineEars
- 多摩電子の高級向けブランドみたいな感じらしい。13kくらいのとケーブルを変えた8kくらいのものを聞いたけど(ドライバーとかは共通でケーブルが違うらしい)、個人的には8kの方が好みだった。13kのは低音出過ぎかなという感じでそんなことを伝えたら、似たようなコメントももらうし人気も半々くらいですかねーと。イヤピとかケーブルは好きなの使ってもらってドライバーのところだけ単品で売るのも…と言っていたけど、そこはまあ一応セットの方がいいんじゃないかなw丁寧な対応だったし値段もフラッグシップで\13kとかなので頑張って欲しい。
- 伊藤屋国際
- Shanlingの方のM2sとかあった。トラポとしてはM1の方が小さくて良いけど、プレイヤーとしてもというのでやっぱりM2sの方が良いかな。大きいぶん電源なりスペック良くなっていますからね。横のダイアルを回すと上下の選択で押し込むと決定、ダイヤルの下に戻るボタンがあり基本的にはこれで操作するのだけど、このダイヤルが個人的には使いにくいかなと。慣れの部分も大きいと思うけど、軽いからなのか一回で定められなかったりで行き過ぎたりというのが多かった。あとshoozyのAlien+もあって聞かせてもらったけどまず操作がわからないw 上面にあるボタンが電源なのかなと思っていれてなんとか再生した後で本体横のボタンをおすと再生止まって画面も消えたのだけどあれは何のボタンだったんだろう…。液晶は4行くらいしか表示されないとかそういうのもすごいんだけど、音はDACがAK4495だったりして悪くなかった。でもこの操作性とかで\55kとかは…ってブースの人と苦笑いで話した。(あとMacでmSDを読み込んだ時に出来るゴミファイルも読み込んじゃってそこもマイナスかな)
- オヤイデ
- S'NEXT(YAMAHA、QUESTYLE、finalなど)
- finalのダイナミック型の新製品を聞いた。E3000は少し高いモデルで低音のゆったりさ音場の広さが良く、E2000はもっとソリッドで派手目スピード感がありPOPSとかはこっちのほうが向いてそうですね。ただ、E3000の低音の重さがあって良いのだけどすこしもたつく感じがしたので、これにもう少しE2000のキレがあればもっと良いのに…w エージングでどうなるものなのか、良くなるのであれば購入もあるかなというところです。値段も抑えめですしどちらもいい機種だと思います。
- NIDEON
- 東京のイベントにはヘッドフォン祭、ポタフェス等参加されているようですが、ブリスとはまた少し違った取り回しの悪いケーブルメーカーなのですが(笑)、対応してくれる方が毎回同じだと思うのだけど(行ってないイベントも多いので)、毎回とても親切に対応してくれて個人的な好感度は高い(だからなんやって話だけど)。今回はレギュラーに加え新製品の50ラインと特注の300ラインを持ってきていて一通り聞いた。50が30000円、100が5万円、200が8〜9万円、300が13〜14万円みたいなところなんですけど、100くらいの太さとかならなんとか日常使いできるかなというところで買おうかなと思っていたり。ちなみに200だけは太さに加えて硬さもあって取り回しが悪すぎて買わないと思いますし(あとこれは音も今のイヤホンにちょっと合わない気がする)、200Fはこの値段差だったら100でいいかな、50はいうほど取り回しよくないからこれなら100かなって感じに思いました。4.4mmTRRRSのプラグも展示されていたし、変換ケーブルみたいなのも考えてると言っていた(ただいいジャックが作れんとも)。100から順番に聞いていったけど(50は最後に気づいて聞いたので)、300は別格という感じの良さがあった。
- サイラス
- 試作イヤホンいっぱい出てたみたいだけど、海外ではすでに発売されているOriolusのDAPだけ。ノーマルのDP-100と銅バージョンがあって、銅のはやたら重かったけど音も良かった。試作でとか言ってたので発売されるかはわからないですが。ただ操作性が個人的にはいまいちで、横のホイールで選択していくのだけどこのホイール操作が行き過ぎたりなんやでうまくいかなかった…。
15F
- Jaben
- Elemental Watsonは$249とかのハイブリッドアンプなのですが、値段のわりにはとても良い音なのでは?と思った。見た目はとてもチープというかアクリル板で挟まってるだけなのですがw
- Abyss phi。重い!w 拷問機のようだった…。
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の上の辺をグリグリやってくと上辺が伸びて
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と広がり、縦には伸びず横を伸ばしてベストポジションを探すという方式で、重い上に装着すること自体が結構しんどい(頭頂部から耳までが長いという人はどう合わせるんだろう)。音は他の高級機に負けないくらい良かったとは思うんですが…。
- Westone
- ES80やEASシリーズがでたけど、これらは全部2pinでも作成可能だそう。祭でES80は整理券を配布しての試聴だったので聞けず。
- Echobox
- 外国人のお兄さんが対応してたけど日本語ペラペラやったw EXPLORERはPCM1792でDSDネイティブ再生できないチップ(初代FiiO X5と同じチップですね)、OSも素のAndroidなのでこれも使いやすそうかなと。ちょっとパワー弱そうだったけど。NOMADというフラッグシップイヤホンはMeeAudioのPinnacle ○1に似てるって言うのでデザイン変えるから発売少し遅れるかもっていうのとケーブルを何種類か出すみたいなことはいっていた。NOMADの音としては結構固めなんだけど、中の人の長時間エージングして、銀線ケーブルに変えたもので聞かせてもらったらやっぱり別物という感じの鳴りだったのでこれはエージング重要やなと。
- acs
- 前にクリアモデルで1,3,5ドラのを発売予定というところから結局発売されず音沙汰なかったんだけど、黒いハウジングになりケーブルもestronじゃなく独自端子のものになりようやく発売された(まあ色々あったらしい)。音は悪くないと思ったけどちと値段高いかなー。3はシャープでハイスピードで、5はもっと低域の押し出しが強くシャープすぎずでこの2つだけでもだいぶ正確が違う。
- Nmode
- 部屋の隅にあったのでなんとなく。X-DP1はサウンドウォーリアーのモニターヘッドホンだったのもあるだろうけど、クリーンでハイスピードな感じで、音自体もハードとしても入出力が多かったりと良い。貸出もやっているそうなのでそういうところも良い。
- TOP wing
…と各ブースではこんな感じでした。良い対応だったらいい人だったなあというのでいいんですけど、逆はまあしんどいわね。
*1:そこらへんは好きな曲の音が良ければいうことないけど、音悪くても好きだからがゆえ聞くわけですしね。音が良くて自分にとって退屈な曲は音の良さについては知れてもやはり退屈…