swim into the city

独り言を垂れ流すblog

秋のヘッドフォン祭2018に行ってきた

ヘッドフォン祭は結局両日参加しました。
1日目は着いたのも遅く、ささっと見て回った程度だったけどわりと回れたと思い、それでも聞き逃したやつ(ビクターのとか)もあったしなと思いM3に行った後2日目も参加。この日も途中からという感じだったし適当に流すつもりだったけど意外と聞いていた気がする…。

ということで2日分まとめて感想メモ。どれもじっくり聞いたという感じではなく一聴して好きかどうかくらいしかないですが。試聴はDAPはQA361、イヤホンはMAKE1(MMCX枠)、K10(2pin枠)、曲はウサギキノコ『eclipse』、田村ゆかり『滑空の果てのイノセント』、TrySail『かかわり』『Adrenaline!!!』など。Alfa MistとR+R=NOWのアルバムからも少し聞いたけどJazzとかは1曲が長かったり聞きたいところまで時間かかったりしてやっぱり向いてない気がする…。適当に編集して入れとくしかないだろうか…。

ということで長くなるかもなのでたたんでおきます。


6F

  • ロッキー
    • QUADのERA-1。国内価格はとてもアレだけど海外の値段だと悪くはないかも。横の人が価格の内外差がひどいとかストレートに言っててわろた。DAP直で聞いて、音はやや暗めのゆったり目で、とても良かった!というほどではなかった気はするけど、家でゆっくり聞いてみたいという気持ちも少しあり。まあ台湾メーカーのOEMみたいらしいけどどうなんでしょ。
  • ULTRASONE
    • ゾネホンはあんまり好みではなくあんまり試聴もしないけど、Edition11はバイオセルロースで今までとだいぶ違う感じだったのもあるし、ブース通りがかった時に空いていたのでちらっと聞いてみた。DAVEとのセットもあったけど自分が聞いたのはPATHOSのInPol EarというアンプにオプションのDACボードがついたもので(帰って調べたら80万円とかだった、ひえ~)、これが真空管アンプだったのもあるのかだいぶウォームで今までのゾネとはだいぶ違う印象(とはいってもE5聞いたことなかったな…)。もっとキンキンした感じのが多かったと思うけどゾネファンの人はこういうの求めてるのだろうかw。ケーブルのコネクタがいわゆるイヤホンとかの2pinでこれは否しかないのでは…。あのコネクタで太い線入るのかとか、2pinは抜き差ししてたら抜けやすくなったりしてくるのでどうなのかなあと思ったり。
  • オーディオテクニカ
    • 新製品のチタンのヘッドホンとカナル型イヤホンだけ。L5000は買えないのでパス。ヘッドホンのATH-AP2000Tiはわりとタイトでありつつしっかりした低域で高域もキラキラしすぎずでわりと好みで良かった。ポータブル向けの最上位という位置づけで結構お高いけど(14万円)。カナルイヤホンのATH-CK2000Tiは低域ちょっとくどくてイマイチ。
  • ミックスウェーブ
    • UMのプロトタイプ2種(3BAと9BA)。プロトタイプと書いてあったので今後どうなるかはわかりませんが(お蔵かもしれんし)、9BAはだいぶドンシャリという感じで好みではなかった。バランス良かった3BAのほうが好きかなー(と実際に言ったら中の人も俺もと言ってたw)。でもチタンのハウジングだったけど高くなるんだろうか…。
    • Campfire Audioは新作色々出てたけど混んでたのでパス。
    • 初日に聞きそこねたのでヘッドフォン祭のあとにブロードウェイの店舗の方に行って64AudioのN8を試聴。前に聞いたときはあんまりという感じだった気もするけどわりと良かった。BFでなくはない。

11F

  • 完実…というかREGA
    • ブースの人に(初心者だけど)レコードプレイヤー買おうと思ってPlanar1を考えてるんだけどアンプついてるやつとついてないやつはどっちがいいか聞いてみるなど。。。付いてるほうがまあラクだけど、上位機種はついているのないしこだわろうとしたらないほうかなという感じで、コンセントもあんまりあいてなかった気もするしアンプついてるやつが無難か。でもアンプなしのやつの梅ヨドの在庫なくなってしまったのでもう選ぶ余地ないのかな。(本国での扱いよく知らないけど)
  • エミライ(MrSpeakers/HeadAmp)
    • GS-X miniあったのでAEON FLOWで(DACはBrooklyn DAC+)。なかなか良さげではあった。電源が同じ筐体ということでコンパクトだしこのくらいで充分かなという気がする。まあXLRのスルーアウトがあると他のHPAとつなぎやすくていいのだけどそのためにmk2にするのもなんかあれ。
    • 2日目の終わり際にEther2を。めっちゃ軽くてびっくりした。終わり際で周りも撤収ムードで蛍の光も流れてて正直オープン型聞くにはいまいちな環境で音はよくわからんというところ。装着感とかは良かったのでまたの機会に。今回は開放型のみの発表・発売でしたけどEtherもAEONも開放密閉と両方出してきているし、そのうちEther2の密閉版も出るんでしょうかね。
  • NIDEON
    • 新しい400のケーブルと200Fとシースが西陣織のやつを。400のは20万円くらい(プラグの種類でちょっと値段変わる)で全部で20本限定とか。まあ値段的にもこれはノーチャンス。
    • 200Fと西陣織のやつはこれはどっちも取り回しも悪くなく(他メーカーの含めたら固めなので良くはないかな)というところで、音的には正直西陣織のほうが好きだけどシースの色が赤でだいぶ目立つし、汚れも目立ちそうだし(味といえる感じになるんだろうか)で、買うならやはり200Fですかね。ケーブルとかあんまり派手じゃなくてええんやけどなあ。
  • Jaben
    • カスタムイヤホンを持ってきてたけど中身とか同じドライバー数でも数種類あって何が違うのかとかよくわからなかったけど、3ドライバーのやつと5ドライバーのは好きだった。あとそんなに値段高くなかった気がする。

13F

  • アユート
    • SP1000MとかSE100とかを(SP1000は重い)。最近のFWでTIDALの楽曲をDLしてオフラインでも使えるというのでいっきに欲しくなり聞いてみたり…。音や大きさとかも含めてSP1000Mの方が良かったかなと思ったけど青筐体はそんなに…という感じで、SE100は5インチ程度でちょっと大きいのと角ばってるのがやっぱり気になった(どっちもケースつけたら気にならないかも)。KANNとかには新しいFWは降ってこないんでしたかねえ。(正直Wave次第みたいなところでしたけどこの間の更新内容にはまだまだな感じなので微妙なところですなあ)
  • Meze Audio
    • Empyrean。来週くらいに詳しいことは発表するとかであんまり教えてくれなかったけど値段は30~50万とだいぶ幅のある答えであった笑。でも海外の値段みると最低でも40万円くらいはしそう…(もたもたしてるうちに情報出てましたね。46万円か…)。イヤーパッドふかふかで装着感だいぶ良かった。プレイヤー(AKのなにか)からUSB出しでHugo2だったけど、音はスムースでしっとりとした感じが強く、中域が濃いけど他も足りないこともなく。結構味付け濃くて独特。早い曲は聞かなかったけどもたついたりしないようなら考えたいかも。またどこかで改めて聞いてみたい。
  • FOCAL
    • Elegia。期待してたけど空間が狭かったりイマイチ。値段だいぶ違うからあれだけど密閉だとHD820凄かったなあと改めて思った。
  • Brise Audio
    • YATONOケーブルとSTR7 ref.を聞いたけど個人的にはすっきり目なSTRの方が好みだったかな。でもイヤホンとかDAPとの相性もあると思うので難しいところ。
  • DENON
    • D9200は音はいいけど、やっぱり自分の頭の形に合わない…。
  • サイラス/L&P
    • L4とL6は、音的にはスッキリしてるL4の方が好みでしたかね。L3,L4、L5,L6とUI自体はあんまり変わらないけどL3,L5Proは好きな機能を振れるボタンついててあれがあったほうが個人的には便利で好き。R2RDACなLP6はなかった。
    • HYLAのイヤホンは前にも聞いた気がするけど低域よりのやつと高域よりのやつので結局ノーマルのが好きというやつでした。

14F

  • S'NEXT(final/YAMAHA/DITA)
    • finalはE1000とD8000を。E1000はいいけどE2000とかでもすでに充分エントリー価格帯と思ってしまうけどもっと広くということらしい。音量取りやすいので気をつけてくださいみたいなことを言われたけどそんなことなくない?D8000はずっと聞いてみたいと思っていたけどまだ聞いたことがなかったので。ただ、横にもすぐ後ろに人がいていろいろためらわれて自分の好きなボリュームで好きな曲を聞けなかったけどなかなか良かった。どこかで大きな音でアニソン聞きたい…(買ったら聞ける、はなしでw)。あと500gオーバーで重い部類だとは思うけどAudeze使っているのもあり短い時間では問題なかった。これもまた聞きたい。
    • DITAは数量限定の新製品とTwinsのFidelityとFealtyを。DITA製品はわりとタイトでカチッとした音のものが多いかなと思うけど、限定のものは低域ゆったり目のウォームな感じでこれまでのものとはだいぶ違う感じも。世界で300本限定とからしいので日本に何本入ってくるのかなというのもあるし、値段も20万円はしないくらいとか言っててほーんという感じ。ケーブルだけで10万円くらいとかも言ってて見た目ではわからなかったけどなんかすごい線使ってるんやなあと。ケーブル単体でも売るとかも言っていた。既発のやつも改めて聞いたけどやっぱりFidelityのほうが好みだった。
    • ちなみに代理店がアユートから11月変わるのでそのへんも聞いたりしたけど、シンガポールではDITAがfinal製品を売ってたりでつながりもありという話だったし、DITAのTwinsのイヤーピースもfinalのEタイプを採用してたのを思い出したり。
  • Victor
    • ウッドのフラッグシップ。形状は独特ですけど装着感は良かったし音漏れもそんなになさそう。ウッドとはいいつつ木っぽい暖かさというかまろやかさは過去のウッドイヤホンほどはないかなという印象(ちょっとSOLIDEGE風ではある気はする)。でも、ここがいい、というよりは全体のレベルが高いという感じでとても良かった。
  • SOUNDWARE
    • M2Pro。ホイールっぽいのがあるけどホイールではなく上下左右のボタン式なので曲の選択等使い勝手はちょっと落ちるかなあとは(右のボタン押すと一番下まで飛んでしまってたけど次のページとかだと嬉しいかな)。液晶のところにホームボタンと戻るボタンがあるのですけど、これの反応もあまり良くなくそこも含めて操作性はイマイチかも。音は個人的にはウォームよりで、悪くはないという感じだったかなあ(だいぶ曖昧)。
  • radius
    • カナルワークスと共同で作った2pin用のBTケーブルを試した。トラポによる音質差は良く知りませんが普通に音は良かった。電車とか街で使ったときの接続とかそのへんはなんともわからないですが。あと、リモコン部とバッテリー部(?)が別れてるのはいいとしても左右対称に配置されてないのが個人的にはちょっとないかなあと。バランス悪いと思うのだけど使っていると慣れるのだろうか。。。2pinのものはあまり種類がないので貴重ではあるんだけどそこが残念だった。
  • Ar:tio
    • 試作品を。音の聞こえが独特だったというだけで音自体はそんなに好みではなかった。話を聞くと仕様とかあんまり決まってない感じだったけど新しい機構(詳しく教えてくれなかったけどw)のお披露目というようなことを言っていたので最終的にはどうなるのかな~というところ。

15F

  • コルグの据え置きのやつだけ聞いたけど、Nutubeのオン・オフ、効果の強弱(3段階)で結構変わる。倍音がうんたらと言っていたけど細かいことは忘れたw PCMを全部DSDにアップサンプリングして聞くデモもやっていたけどそっちはパス。


個人的に印象に残ったものをあげると、finalのD8000とMeze AudioのEmpyreanとVictorのHA-FW10000あたり。使い分けというか違うキャラクターのものをというところではMezeの気になるけどちょっとお高い…。余計なものを買わずにいきたいけど、マスドロコラボのHIFIMANのEdition XXも結構気になる。
今回聞かなかったものも含めていつかはハイエンドなヘッドホンもほしいなとは思うけれど、それよりは不調のノートパソコンを買うのが先ですかね。