ヘッドフォン祭2017秋1日目だけ参加。着いた時間が少し遅かったのもあったりうまく時間を使えなかったのもあり全部は回りきれなかったのと、回れなかったのは次の日に…としつつ行けなかったのでちょっと残念な感じに。整理券配布式のところはスルー(その時間にというのが苦手なのもあるし到着遅かったので配布終わってそうと判断してパス)したけど、finalのD8000は早く聞いてみたい。
長くなると思われるので最初から畳んでおきます。
ということで以下雑感。イベントでの短時間の試聴であることといつものことながら写真はほとんど撮ってないのでなし、フロアで記事をいくつかにわけるほどでもないかなというのもありこの記事で完結で順番も適当です…と注意書きを。プレイヤーはQP1Rで曲は茶太「eclipse」、田村ゆかり「滑空の果てのイノセント」、やなぎなぎ「here and there」など。
- LH Labs
- Campfire Audioとのコラボのイヤホンの他は、Geek Source+Da Vinci DAC+p-750u(Laxmanの)と何かに繋がっていたVi DAC tubeとGeek Out V2シリーズのどれかの箱(現物は見なかった)、ヘッドホンはLCD-3(w/Nordostのヘッドホンケーブル)とHIFIMANのSusvaraがあった。写真でしか見たことなかったDACとか、動いてるSourceがあってあれは幻じゃなかったんだ…というのが1番w Da Vinci DACはさすがに良かったと思うけど値段なりに良いのかとかは自分にはわからない。Sourceはちゃんとというかタッチパネルもサクサク動いてたしNWP的なのはこれも良いかもなあとか(NWPで本体操作することはどれくらいあるのだろうと思うが)。代理店の人もいずれ扱うかもとは言っていたが果たしていつになるだろうか。とはいえどこかの記事でVi DAC Tubeの値段が120万とかだったので、全体的になかなかあれなことになりそう。
- (この段はコメントに書いたものとかぶりますが)ミーハー丸出しですがこんな機会もないのでLarryと少し話してみたり。Pulse持ってるしWaveとかHPAもオーダーしてるんだぜと言ったら名刺くれて握手のサービスも。Sourceいじってたら使い方レクチャーしてくれたりその流れで試聴してる途中だったけどストレージからのノイズについて語り始めて全部聞き取れたわけじゃないけど興味深かったし面白かった。Vi DAC聞き損ねたのがちょっと悔やまれる(まあ買う予定はないけど)。
- Victor
- SOLIDEGEの2種聴いた。上位の01、下位の02どちらもクリーン・クリアでwoodシリーズとは逆な感じ。上位機種はノズルが交換できてステンレス、チタニウム、ブラスとあって、ステンレスはちょっとクリーン過ぎて個人的にはあまり…という感じでブラスがちょっと落ち着いた感じになりちょうど良くて1番好きだった。…が錆びについては聞き忘れ。チタニウムはその間という感じでしたけど、もし買ってもブラスしか使わないかなとは感じた。02は01でいうステンレスのノズルで固定でケーブルとイヤーチップはダウングレードのものになるのだけど、これはこれでまとまりもあって良かった。01ステンレスとの違いは何が大きいのだろう…。ダイナミックでクリーンでキレ重視というのではDITAっぽくもあるような感じも少しした。すっきりした感じではあるけど低音もしっかり出ていたし、ちょっと欲しいかも。(この時は聴かなかったけどアコースティックなやつとかはWoodのほうがいいと思うのでそこは悩ましい)
- ただ試聴は02→01(ノズルの交換で3種)と結局4種聞く流れで、ノズルはその都度交換となるので列消化や聴き終えるまで時間がかかるのがあれかなと。
- おまけでもらったクリアファイルにるろおさんの描き下ろしキャラがいたり珈琲貴族さんとコラボしていたりそういう路線なのねと(笑)。まあいろんなメーカーが会場にパネルどーんと置いてたりそういう感じの多いけど。
- ニデオン
- ミニミニケーブルのお礼を言いつつ新しいケーブルを試聴。耳掛けの時首のあたりにカール部分があってジョギングとか楽器の演奏とか動いてもあんまりストレスないということだったけど、座っての試聴だったのもありカール部分の有用性はよく分からなかった(笑)。細くて良いけど結構お高いっぽい。カールなしのオーダーもできますとのことだった。具体的な値段がわからないのであれだけど、取り回しや音などトータルでは50が良いかもなと思ったけどそのへんは発売されたら考えよう。
- 300の線材自体はまだあるということだったがイヤホンケーブルをオーダーできるときは来るのだろうか…(ポータブルオーディオ製品で高いのは失くすの怖くて手が出ない)。
- Questyle/YAMAHA
- QP2R。前にも聞いたことあるけど改めてゆっくり。1Rのホイールはあんまり評判良くなかったっぽいけど、2Rはちょっとかっちりしすぎて少し苦手。サイドにボタンついたりハードでよくなってるところもあるんだけど。音は前にも書いたし良い印象は変わらず。1スロットは…と思って入るけど400GBのmSDも発売されたし、(それを買うの前提になるけど)これはこれで欲しいかも。
- EPH-200/100。200はMMCXのケーブル交換できるようになったけど、そのまま下に垂らすとコネクタのところが耳に当たって気になった。デザイン等は100のほうがシンプルで洗練されてるような感じで好きだけど、音は200の方が低音の解像度というかくっきりして良いかな。ちょっと欲しいかも。
- DITA
- プロトタイプ2種。FealtyとFidelityとあり個人的には低音多く聞こえたFidelity(…だったはず)の方が良かった。ケーブルはTruthじゃないAnswerのようなケーブルで、Answerと同じなの?と聞いたけど英語よく聞き取れず(苦笑)。80%と言ってたのは全体の完成度っぽかったが果たしてそういうニュアンスだったのか分からないけど、ごわごわしてなくこっちの方が取り回しも良くこのまま出してくれたらいいのに。最終的にどうなるか分からないけどFidelity(だったはず)はこの日聞いたイヤホンでも結構好きな感じでした。欲しい。(どうせDita買うならDream行ったほうが良かったかもだけど)
- Cayin
- Audeze
- HIFIMAN
- SUNDARA。値段的にも悪くないと思うけどHE560あるしまあいいかな。ちょっと音量取りにくかった気がする。
- ZMF
- どちらも見た目は同じでケーブルの端子もminiXLRで多分4pinでAudezeと同じ。密閉っぽいけどハウジングの黒いところは抜けてるのでセミオープンという扱いのようだけど密閉っぽいものではこれがいいかなあ。重そうな見た目をしているけどそこまで重くはなかったが装着感はイマイチ?というかヘッドバンドが馴染んでないだけかもしれないけどそこまでいいとは思わなかった。Eikonが15万、Atticsが10万みたいな感じらしい。音はEikonは良かった(短い試聴だったけどとても良かったかもしれない)が、Atticsはこもった感じが気になってイマイチだった。ネットで取り扱いの記事を見るまでずっとZMFもMrSpeakersと同様にオリジナルのも平面磁気駆動のだと思ってたけどバイオセルロースだったりと違うのね(振動板の素材や駆動方式でどうこうもないけれど)。見た目も含めてSONYのっぽいけどあちらは聞いたことないので似てたりするのかしらと気にはなったり(プレミアついてたりどうにもなりませんがw)。本家サイトではこの2つの他にもう1種類新しいのがあり、そっちはわりと最近発表されたので今回は間に合わず…みたいなところだったのか。
- Focal
- Jaben
- SIMGOT
- 発売されているEN700PROなど含めて色々。発売されてるものでEN700BASSはBASSとついてるくらいなので低音重視でこれは普通かなと思ったけど、PROの方はとても良かった。試作品のハイブリッド型のは1DD+2BAのEM3と1DD+4BAのEM5。どちらも値段も発売日も決まってないということだったけど、どちらかといえばEM5の方が好きだったかなあ。でも正直EN700PROのが良かった。平面駆動ヘッドホンはチューニング違いで2種あって1種しか聞いていないけどこれも普通かなあ。
- NGS
- 中華系のをいろいろと並べていた。一部で話題になっていた(?)MoondropのLiebesleidは確かにすごく良かった。スポンジ付けた状態で出てきたのでそれしか聞かなかったけど。finalのあみあみのっぽいやつは高音足りずでいまいちで、PMVのは1万ちょっとらしいけどこれは普通に良かった。
- エレキット
聴けたもので良かったのはイヤホンだとFidelity(…多分)・Victorの・EPH-200・EN700PRO・Liebesleidあたり、ヘッドホンはEikonとClearは良かったかなあと。ただ、660Sはちょっとだけしか聞けなかったし、最初にも書いたけれど整理券式だったオーディオテクニカとfinalのフラッグシップ機やらAEONの開放版やら聞いてないのも本当に多いのでイベント全体を通して…と語れるものではないですね。HD650はディスコンでオリジナルを未だに持ってないので揺れるところ…。
個人的なところでいえばキャンペーンを長く見てるのもありLarryと話せたのが楽しかったなーという感じでしたw